TSUBUYAKI

新しい生命の誕生は、新しい親を生み出します。
親と子の生きる力と生かす力が発揮できる環境を創り出す。
それこそが保育園の役割と考えています。

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「自然の恵み」

 変化に富む四季の移り変わりは、この国に暮らす者にとっては、大自然からの大きな恩恵といえると思います。あなたはどの季節が好きでしょうか。

 私は寒さが和らぎ、草木が芽吹く春が好きでした。寒がりだったからかもしれません。この頃は温暖化のせいでしょうか、空調が整備されたからでしょうか、冬でも辛いほどの寒さを感じる日も少なくなり、春の訪れはそれほど待ち遠しくはなくなりました。どの季節にも良さがあり、楽しみ方があることを学んだからかもしれません。

 ほとんどの人に好まれる、連休もある快適な5月はいつの間にか過ぎ去り、もう6月になりました。園の最大行事である「青空お楽しみ会」が天気に恵まれることを祈っています。

 今月の21日は太陽が一番近づく夏至になります。既に一年中で一番昼が長く、その分夜の短い時期になっています。最も日差しが強く紫外線の強い時期です。ちょうどこの頃が雨期になるのも、日除けとしては好都合なことともいえるのです。

 この時期、赤ちゃんは暑がりであることをしっかり認識し、十分に気を遣ってください。空調は絶対に効き過ぎのないようにしましょう。薄着で軽く汗ばむくらいがちょうど良いでしょう。

 これからの時期に、もう一つ気を付けなければならないのが食中毒です。傷みやすく、すぐにカビが生えたりしますので、食材をまめにチェックをしてください。

 親の愛により、生理的な必要が満たされ、精神的な安心が守られていれば、乳幼児期の子どもは遊びながら自分の力で育ちます。その能力を、生まれながらにして持っているのです。

 親の愛は「かわいいと思う心」です。改めて考えるまでもなく、子どもを授かったということは大自然からの最大の恵みです。「かわいさ」が親心(母性愛)を起動します。点火された愛の炎のぬくもりが、乳児期の子に大切な「安心」となります。愛の炎に揺らぎや波があると、子どもは不安を感じます。

 これからも保護者の皆さんとともに心を合わせて、揺るがぬ炎で子どもを見守っていきましょう。